文化庁の第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を「千と千尋の神隠し」と共に受賞した隠れた?アニメ名作です。しかし、このアニメ映画はエンターティメントですねー。「PERFECT BLUE」のスタッフが制作しているのですが、こちらは至ってポジティブ。明るい人生の走馬燈のような映画ともいえるかなぁ。
主人公は、日本映画の黎明期ともいえる戦時中から戦後まで活躍した女優 藤原千代子。昭和を生き抜いた女優の物語からして原節子や田中絹代。そして、その時代の映画に関わった人たちへのオマージュともいえる。
物語は女優の家でテレビプロダクションの社長のインタビューで進行するが、彼女の話しの中に社長とカメラマンが引き込まれ二人も戦時中そして戦後と時代を越えて彼女を取材しているシーンになる。過去の世界に現代の人が追っかけて取材する手法はアニメならではの表現でなるほどと感じさせおもしろい。
アニメーションの感性度も高くかなり絵的は良いと思う。時代考証に基づいた作品作りはノスタルジアをかき立て、海外でも高い評価を得ていて(※)、スピルバーグ率いるアメリカのメジャー配給会社「DreamWorks Pictures」が世界配給を決定したほどだ。
しかし最後の女優のセリフはなるほど女の人は、いつでも自分が主役なんだな。と笑えたが、ん?人生の劇場の主役は男も女も関係は無いぞ!
そういった意味で思い起こしたとき、エンターティメント的な人生の方が楽しいのかもしれないですね。その時の本人は、えらい大変だとは思うけど。
※いろいろ受賞してますね。やはり日本のアニメはすごいんですね!
第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞
第6回ファンタジア映画祭(カナダ)最優秀アニメーション映画賞、および芸術的革新賞
第33回シッチェス映画祭(スペイン)最優秀アジア映画作品賞
第57回毎日映画コンクール大藤信郎賞

