「ヴァイブレータ」の廣木隆一監督「幻の作品がDVD化!」とパッケージに書かれていて、思わずレンタルしてしまった映画です。
タイトルからして、それっぽいんだけど、Vシネマのティストが感じられる脚フェチを題材と言うか、タイトルにしたセクシーミステリー。
「美脚をタイトルにしちゃってるんだ?」と言う妙な潔さがあったので、少し外してしまう予感はしたけど、きちんとミステリーになっている作品です。低予算で制作した感じはあるけどね。
ストーリーは、しがない現場の刑事 加藤(追英雄)は、中華街で麻薬常習者を追い掛けまわす日々に明け暮れていた。
ある日、ネットビジネスで大成功し、時代の寵児と言われている、同級生の竹内(大浦龍宇一)が訪ねてくる。
竹内は、同級生の七緒子(渡辺真起子)の店で同窓会を開くと言う。
加藤・竹内・七緒子の三人は、小学生の頃、いつもつるんで遊んでいた仲間だった。
三人は、大人になったら遊園地を作って、三人で借り切って遊ぼう。という夢を語った幼馴染だ。
また、三人でトラウマのような忘れることの出来ない出来事も経験していた・・・。
竹内は、「警察なんか辞めて、俺とツルんでくれよ」と、「MAZE」と書かれたカードを加藤に渡す。
そして、竹内は数日後、焼身自殺してしまう。
加藤は、じゅん(ひふみかおり)という女性をクスリの世界から救った事があった。
今、彼女は、歌手を目指しながら中華料理屋でバイトをしている。
じゅんは加藤に好意を持っており、加藤もランチを店に食べに行き、じゅんが、あぶない方向に行かないように気にかけていた。
そんな時、本庁の捜査官 伏木(野村裕人)が来る。彼が言うには、竹内は、政治家や官僚に汚職…裏金や女をあてがうような事をやってた人物で、逮捕されるのも時間の問題だった。と告げられる。
また、捜査官が竹内が接待のために経営していた秘密クラブで行われた殺人ショーのビデオを加藤に見せる。
そして、その店は、美脚フェチが集まる秘密クラブ「MAZE」という名前だ。
そして同じ頃、じゅんがオーディションに合格する。その店の名前は「MAZE」と言うクラブだった・・・。
2001年に劇場公開された作品で、バブル前後の街のギラギラした枯れた映像の色がカッコいい。
2000年代前後って、世の中に失踪感があって、通り過ぎたような時代感覚があるんだけれど、そういう空気感はよく出てると思う。
地味だけれど、土曜ワイド劇場とかによく出ている大浦龍宇一が竹内役で出演している。まあ、サスペンス繋がりなのか?と変な納得をしてしまった。
また、「タナカヒロシのすべて」で主演を演じた怪優 鳥肌実も美脚ボクサーに蹴られ、殴られてウットリする変態紳士役でも登場している。
また、じゅん役のひふみかおりは、元・制服向上委員会メンバーのA-YA。本映画でも歌を披露しおり、2000年前後にミュージシャンとしても活躍し、いくつかのアルバムを出している。2005年、ミュージシャンの佐々木潤と結婚。
まあ、そんな「この人の今は・・・」みたいなのを調べてみると、10年経つとやっぱり色々変わるんだねぇ・・・。




