東京残酷警察

近未来の「帝都東京」で繰り広げられる、民営化された警察と肉体を強化したエンジニアと言われるミュータントとの壮絶な戦いの物語。
とてもグロいです。でも、アンダーグラウンドな世界観が大好きな人には、たまらない作品。

また、欧米から見た日本観を意識されており、切腹・侍・花魁 × ハイテク × 血しぶき =廃頽したアンバランス都市でエログロ バイオレンス…みたいなワールドを演出している。

ストーリーは、未来の東京では、警察が民営化され、営利組織になっているという設定。
そして、最近「エンジニア」と呼ばれる肉体を強化した人間による凶悪犯罪が増加していた。

エンジニアは、負傷しても傷口が新たな兵器として再生され生味の人間では太刀打ち出来ないミュータントだ。
殺すには、身体に埋め込まれたカギの形をした異物を破壊しないといけない。

ルカ(しいなえいひ)はエンジニア達を倒す東京警察のエンジニアハンターのエース。警官隊が太刀打ち出来ないエンジニアを日本刀で切り倒す。

ある日、売春婦がエンジニアに襲われ、沿線の公衆便所にダンボール箱に入れられて放置されると言う事件が発生する。
今までと違う猟奇的なエンジニアの手口にオトリ捜査を行うことになり、ルカは娼婦の格好で沿線の電車に乗り捜査を開始する。

そして・・・オトリ捜査を重ねるルカの前にエンジニアのミヤマ(板尾創路)が現れる。
ルカは、ミヤマを地下道まで追い込み、顔を斬って怪我を負わせたのであるが、恐ろしい量の血しぶきを受け、ルカは視界を遮られてしまう。

やっと目を開けると、ミヤマの両目は、銃口に再生されていた。そして、発射された異物でルカは壁に着物を固定されてしまい、動けなくなってしまう。

ミヤマは、「思い出せ」と呟きながら近づき、エンジニアのカギの異物をルカの腕に埋め込もうとする…。

民営化された警察は営利を目的としながら権力をも持つていると言う設定からして歪んでいるんだけど、で、何でもやって良いと言う理不尽なシーンも結構多い。(また、一般人も凶悪だったりもするんだけど…。)

簡単に一般人を撃ち殺したりし、それを正当化するような広告もしていたり。

ヒロインのルカもオトリ捜査の時、花魁(笑)のような格好で電車に乗り込むわけなんだけれど、そこで痴漢されてしまい、激怒して男の両手を斬ってしまう。

そこまでやるんかいと言う、シーン盛りだくさんで、正義なのか悪なのか分からなくなってしまいます。

また、東京警察のパトカーが霊柩車みたいに屋根つきで、太鼓の音をバックミュージックにして走ったりと、間違った欧米的日本観テイストで盛り上げて暴走して行きます。

さらに、ヒロイン役のしいなえいひは、クールでミニスカートが似合い、それでいて切れ長な日本人顔。で、軍服風の制服で立ち回るのも、グロ痛い世界を背景としているから映える。

また、切腹で自殺はやめましよう。イジメられたら仕返しで、遠距離復讐で相手を斬りつけよう。などテレビCMとして途中途中に不適切な映像が盛りだくさん挟み込まれています。

サイケでアンダーグラウンドな見世物小屋で人体実験で異様な形態になってしまった女性を娼婦としたり、人間を虫ケラちっくに扱う場面も多い。

美女のエンジニアが下半身を撃たれ、下半身がワニの顔で再生されたり、何でもアリな異形ワールド。

もう、理屈抜きでスプラッター&ガイジン的妄想ジャパンが大好きなあなたにおすすめの一作です。

深夜、寝る前に見たのであるが、血しぶき盛りだくさんで、身体に力が入りすぎて翌日は、肩凝りが酷かった…。

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