1980

ともかく最高の作品です。しかし、80年代を生きた人間の中で・・一部の人にしか理解されないかもしれません。この作品を見てあらためて思ったのですが、映画やドラマは半分はキャスティングで決まると言われますが、この映画のキャスティングははまっています!すばらしい!最高です!もちろん、きちんとしたストーリーの中でハチャメチャな展開が楽しめるわけですが・・・。

一般的にドタバタ喜劇っぽく作るとストーリーまで無茶苦茶になる場合が多いのですが、この作品、骨格もしっかりしていて好感が持てます。
三姉妹(ともさかりえ、犬山犬子、蒼井優)の個性的なキャラクターと、それぞれが抱える様々な問題がストーリーの軸になるわけですが・・・・姉妹の結論の出し方もいい味をだしています。(犬山犬子さん良いですね)また、微妙に似ている姉妹らしさとか学園での普通の生活感とか・・・そういう部分も何気なく自然に表現しているのを見ると、演出の勝利だと思います。日常よくある雰囲気が出せている分、お笑い的な部分が引き立ち、コントラストも効いていて素敵です。わざとらしくないということは、演技の部分でかなり作りこまれたものだと思います。さすが、舞台の演出家です。

作品のディティールは、1980・・テクノポリス東京を舞台に繰り広げられます。(懐かしさを感じる方も多いと思います)その時代、そして今も活躍している友情出演もエッセンスが効いていてサービス精神満点で得した気分です。
そして、この作品、歌手の東馬健(及川光博)最高です!演歌歌手になって、あそこまでやってくれるとは・・・・さぞかし元王子様もノリノリだったのでしょう。このミッチーの「セルロイドの夜」などなど・・・笑えて心に残る歌の場面を見るだけでも価値はあります。

今回は、邦画生活。「ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け」、「星くず兄弟の伝説」に続く、B級度、GOOD度、両方星5つでおススメします。※アマゾンの売り上げランクはかなり低いですけどね^^;やはり、洋画などのメジャーな作品が上位を占めているのでしょう。でもまあ、世の中の大半の人が良いって言うものにはろくな作品は無いものですよ。と言い張ったりして^^;テクノ好きなら必見の邦画ですね。

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