GANTZの最終章。「PERFECT ANSWER」ということで、「さて、どんなパーフェクトなアンサーなんだろうか?」と思わせてしまうタイトルです。
見る前から評価の「ハードルを上げてしまってる後編」になります。
前回の「GANTZ」で玄野(二宮和也)は、幼馴染の加藤(松山ケンイチ)を失った。しかし、仲間と戦いを繰り返し、何とか100点を貯めて加藤を生き返らせようとする。
既に後わずかで100点まで迫っていた。しかし・・・現実の世界で死んだはずの加藤が現れる。
そんな時、GANTZのメンバーを調べる男 重田(山田孝之)がいた。
「死んだはずの人々が普通に暮らしている」
彼は、調査を進めGANTZの存在に近づいていた。そして、その情報を黒服の男たちに報告し、取引をする。
重田は一体何者なのであろうか?
また、人気モデル 伊藤歩(鮎川映莉子)のもとに小さなGANTZ玉が届く。
この小さなGANTZ玉には、特定の人をGANTZへ召還するミッションが表示され、歩は無意識にそのミッションを遂行していく。
そして、最後のミッションは、多恵(吉高由里子)を殺すというものだった。
一方、メンバーが増えた玄野たちは、星人たちを倒し、良いチームへとまとまって来ていた。
そんな時、GANTZのメンバーは、地下鉄の中に転送される。
そこで倒す相手は、黒服の星人たち。しかし、今までと違い地下鉄の車内には現実の世界の人たちもいる!
黒服の星人たちの目的は、小さなGANTZ玉を持つ歩だった。
さらに多恵も、この地下鉄の乗っており、歩は多恵を狙っているのだ。
星人たちは、マシンガンや日本刀を振りかざしながら、現実の人たちも巻き込みながら歩を探すのであるが、そこに玄野たちGANTZチームが対峙する。
壮絶な戦いの中で、星人たちを倒した黒野たち。
GANTZの部屋に戻ると鈴木(田口トモロヲ)と玄野は100点を超えていた。
GANTZ玉には、加藤は死者として表示されている。現実の世界では、加藤がいる。
では、あれは誰なのか?GANTZで加藤を生き返らせる・・・。
GANTZの世界観や存在自体が謎だらけなだけに、映画として独自の「答え」を出さなくてはならない・・・と言う配給側の意向に製作側って苦労したんじゃないかな?と変な同情をしてしまうこの映画。
二宮君や松ケンを悲劇的なエンディングで終わらせる訳にも行かないしね…。
そういう条件下の元、結果ベタでスタンダードな日本の商業映画っぽい感じのアンサーでした。
地下鉄の中でのハラハラするような戦闘シーンまではよかったんだけれど、多恵が星人とGANTZの他のメンバーから狙われて、黒野たちと逃走するシーンくらいから中だるみっぽくなってしまい最後は「とても角が立たない」エンディング。
この辺りは、「失敗しない」ことに注力したまとめ方になってしまっており、残念ではあります。




