名古屋弁(尾張弁?)がなんともうれしい(映画にマッチしていないところが笑えてしまう)ロケ地は名古屋市の近郊、愛知県瀬戸市(焼物で有名な街)であり、尾張地方を舞台に設定していると思われる。
が、テーマは・・・うーんと首を傾げてしまう。何故こういうテーマなのだろうと・・・。
フランス映画のようなイメージで、恋愛小説ではあるのだが、あまり考えられないような設定でエンディングもフランス映画のような感じだ。
日本の芸術。刺青が美しく描かれているのは官能的で良い。
少女の母を演じる夏木マリの娘への嫉妬心がすごくリアルで、母親ということを忘れ同じ女として娘を見るすごさを感じる。
「母」より「女」を選んだ女のエゴ。それが招いた娘の不運な人生。男が女に犯される恐怖を描いたのは、新境地なのかもしれない。
っていうか・・・30過ぎた男は、こういう映画好きかもしれない^^;
この作品が監督デビュー作品となる奥田瑛二は、「第17回パリ国際映画祭グランプリ受賞」。
主演の小沢まゆも映画初出演でヌードも披露した体当たりでヒロインの少女を熱演し「パリ国際映画祭主演女優賞を受賞」。
この作品『少女』は、奥田瑛二が尊敬する神代辰巳監督と共に映画化することを願っていた作品である。神代監督の『棒の哀しみ』(神代監督の遺作)で、神代は自らの死を覚悟して撮影を続け、奥田はこの作品で、キネマ旬報映画賞主演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞など、9つの主演男優賞を受賞する。
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