肉弾

何というか、すごいタイトルだ!と思ったらそのままの内容である。
戦時中、自ら爆弾と一緒に敵国の戦艦に突撃していく兵士。人間魚雷に乗る人たちの物語だ。

戦時中の人間を人間と思わぬ扱われ方。女が化け物としか見えない赤線など・・・悲劇としか思えないような題材をこうも明るくコミカルに描く岡本喜八監督のすごさを実感できる作品だ。

テンポもよければ出てくる人の明るさもよい。このような重いテーマをよくここまで明るく描いたものだ。あえてモノクロであると思うが、モノクロームの表現力もすばらしい作品だ。

また、この作品は、学徒出陣経験のある岡本監督が私財を投じて映画化を実現した作品でもある。

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