オーバードライヴ

柏原収史 主演の津軽三味線の映画。監督は今回が興行映画初作品となる筒井武文。
個人的にこの映画で好きなキャラクターは柏原君演じる弦。自惚れ馬鹿って大好きなんです。

人気バンドゼロデシベルのギタリスト麻田弦(柏原収史)は恋人でボーカルの美湖(鈴木蘭々)と関係が悪くなりバンドも脱退しなくてはならないような状況になる。自棄になり滞在先のホテルを抜け出しタクシーに乗り「下北(下北沢)に」と言っていつの間にか眠ってしまい・・起きるとそこは「下北半島」。そこで津軽三味線の修行を無理矢理させられそうになるのだが、東京に帰ると断固拒否。しかし、師匠の孫娘 晶(杏さゆり)に一目惚れしてしまい、弦の三味線修行が始まる・・。
(この不純な動機の馬鹿さ加減は大好きです。まあスポーツでも音楽でも始める動機がこんな具合だった男性は多いのではないですかねぇ?)
しかし、弦の前に強敵が立ちはだかり、真剣に三味線に取り組み腕を磨いていく・・。というようなストーリーなんですが色々演出されていて楽しかったですね。

そういえば、この映画、柏原収史はじめ三味線は本人がちゃんと弾いているらしいです。(音は入れ替えてるけど)。柏原収史は3ヶ月で全曲をマスターしてるとのこと。映画の主人公さながら24時間三味線づくしだったらしい。

物事を成し遂げる人って自分自身を信じる人ではないですか?そういう馬鹿を見ることができて楽しかったです。この映画の中で柏原収史の演技力か本人の地かわからないけど、その単純馬鹿さは十分味わえます。

この映画の筒井武文監督も変な感じですね。若者向けの映画になると思うのだけど全然そういうタイプじゃないんですよね。まあオタク(失礼)っぽい風貌なのに中身はかなりアグレッシブなのですね。(オタクもある意味アグレッシブ?)

また、この映画はヒロインに相当する女性が3名出てきます。三味線の師匠の孫娘 晶(杏さゆり)。ゼロデシベルのボーカルの美湖(鈴木蘭々)。場面(章みたいなものかな)が変わる度に出てくる歌姫(阿井莉沙)※元dreamのメンバー。何れも個性的ですね。しかもちょっとクセのあるところは監督の趣味なのでしょうね。

あとバンドのキーボード担当ジン役の賀集利樹は仮面ライダーアギトの津上翔一役。お母さま方のアイドルかな?この映画のではクセのある人達の中でさりげなく存在感を示しています。コーヒーのマリームみたいな存在?かな。笑

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