1861年、アメリカでは南北戦争が起こり、奴隷解放という歴史的な出来事が起こる。懐かしい故郷へ帰ろうとする四人の黒人たちは、ニューオリンズで流行の音楽(リバプール)を練習し、アフリカへと向かう。
道中メキシコで出会った商人から、ただで船に乗せてやる代わりに船上で音楽を演奏する。という条件で船旅をすることになる。しかし、その船は南へ向かうどころか西へ西へと向かい、それは香港行きの船だった。それを知って脱出した彼らは、日本、駿河の国 庵原藩へたどり着く。
一方、日本は明治維新前夜。藩主 海郷亮勝はそんなことより大の音楽好きで、ひと目黒人たちに会いたいと思うのだが・・・。
軽妙なテンポとギャグと音楽の連発(和洋折衷)セリフもリズム感があって心地よい。くだらない駄洒落も満載で出演者も味があるメンバーが多彩(唐十郎、財津一郎、タモリ、神埼愛、ミッキー・カーチス、山下洋輔)。
ボレロのように様々な日本の楽器が奏で重なる様子がまったく楽しく平和的。
つつみ、琴、和太鼓、びわ、三味線などのセッションは、形式ではなく本来の音楽の目的である楽しむというものという事が思う存分伝わる。
制作費用もそんなにかかっていなさそうで、チープで可笑しく、脇役俳優総出演という感じで、邦画B級の王道を行っている作品です。
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