この感想文を書いているときライブドアとニッポン放送の株の問題がニュースになっていてこの映画の主人公もIT企業の社長だったので少しリアルな気分で映画を見ました。
青山真治監督の作品で透明感のある映像がクールで洗練された感じ。キャスティングも良いツボを押さえています。
この映画のテーマは家族。IT企業の社長としてマスコミからも脚光をあびている永井(三上博史)は、その華々しさとは裏腹に会社は倒産しそう、妻(とよた真帆)も家を出て家族は崩壊の状態。
月のようにきれいでそこにいったら素敵なんだろうとがむしゃらに走って来た場所、それが今の地位。そして、そこは月のように砂漠だった・・・。気づいた時には一番大切な家族さえ自分の元から消えていた。
東京みたいな都会にはこんな人いっぱいいそうだなぁと名古屋に住む僕は思ってしまう。
改めて家族と言うことを考えてみると、これからの10~20年のうちに世の中はすごく変わるらしい。高齢化社会といってもいつくるのかわからないことだったけど、団塊の世代が定年を向かえる事により状況は急変するといわれているし。
要は働ける人が少なくなるし、世の中や文化の原動力だった人たちがシニアになることにより消費行動や社会の様々な事が変化してくるらしい。そんな中、家族ってどう変わるなんて想像もつかない。
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