ギプス

「黄泉がえり」またこのサイトでも紹介した「どこまでもいこう」の塩田監督の作品。今回は変態さん系の作品です。

塩田監督は「どこまでもいこう」のインタビューを見て思ったんですけど、企画マンっぽい発想ですね。いや企画マンというよりお笑いのネタを考えてるようにも見えました。絵になると笑えたり心に響くような情景をプロットにしてつなげていく、それをコンセプトで束ねるような事を言っていました。

今回紹介する作品もおそらく、監督が何等かの事故でギプスとかして学校に行くとクラスの注目を浴びちゃって暫定人気者になったりしたか、今まで気にもしていなかったクラスの女の子がある日ギプスをしてきて、段々気になってしょうがなくなり萌えてしまったとか?笑(おそらく後の方の理由)そんな経験から「これ使える!」という事からコンセプトが出来上がったと思う。

物語は大下和子(尾野真千子)がギプスをした長谷川環(佐伯日菜子)と出会う。知らず知らずのうちに環に惹かれ男にも嫉妬するくらいになってしまう。環と和子の関係は主人と召使いのような関係になり。和子が奉仕したくなる感情が生まれるのはギプスのせいなのだが・・。

こういう世界のフェチっているのでしょうが、少し理解するためにも見てみるのもいいかもしれません。
だけど感じたのは基本的にこの監督な優しい映像に仕上げますよね。所々にコミカルなシーンを織りまぜて、日常的でリアリティな絵で表現しいている。
テーマ的に一つ間違えたら、ただのフェチ映画になってしまうわけなのだけれど、そこを微妙に出演者の感情表現や日常っぽさを入れることにより、プラスマイナスフェチ映画一歩手前みたいな感じがして少し笑えます。

主演も「エコエコアザラク」のダークサイドイメージで役幅が限定されてしまっているのかもしれない佐伯日菜子と普通だから女の子の怖さを表現できた尾野真千子。キャスティングは結構好きです。

女の子らしい小悪があるきっかけで段々大きくなってしまうのも考えてみるとあるように思えます。
ちょっとフェチな世界に興味ある人も無い人も楽しめると思いますよ。

ちなみに尾野真千子はカロリーメイトのCMで注目をあびたタレントですね。確か三輪明日美の次くらいですね。※カロリーメイトはCMタレントに普通っぽさの中に個性的な魅力ある子を選んでいるので、このブランドのキャスティングも結構好きですね。

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